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9000系改造工事

2006年10月より行われた、9000系の改造工事の内容を紹介します。

車外設備

地下鉄副都心線への乗り入れにしたがい、床下機器の改良と旅客への案内設備の更新が行われました。

床下機器

保安装置
地下鉄有楽町線・副都心線への乗り入れに対応したCS-ATC装置やATO装置が設置されています。
モニタ装置

車両の様子をモニタする装置の交換が行われています。

車体屋根部

集電機器

シングルアーム式のパンタグラフに換装されています。


先頭車前面

排障器

50000系と近い形状のスカートが設置されました。
前照灯

HID式のものに換装されています。発熱の少ないHIDの特性上、冬季の着雪防止のためのヒータも取り付けられています。
行先表示機

LED式のものに換装されています。東武鉄道初のフルカラー式の採用です。


車両側面

放送装置

車外スピーカーの取り付けが行われました。
行先表示機


LED式のものに換装されています。先頭車前面同様、フルカラー式の採用です。
号車表示

各車両に号車表示シールが貼り付けられました。



車内設備

全体的な印象

50070系に準じた内装へリニューアルされています。


内装

床面

50000系同様の床色に変更になりました。(中央部の塗り分けは異なります)

床は、出入り口付近とその他の部分で塗り分けられています。
壁面
白色をベースとした壁色に変更になりました。


座席

一般の席

50000系(0番台)と違い、濃い青色のシートカバー(50070系と同様)が採用されています。シート自体もバケットシート化されています。
また、袖仕切り板が追加されています。(この形状は50000系ではなく、30000系のものに近いです。)
優先席
車椅子スペース


出入り口


扉が交換になっています。

扉には、点字案内も追加になっています。
手すり

黄色く塗装されたものに変更されています。
扉上

LED表示機が千鳥配置で追加されています。

表示機は、8000系のものよりもスマートな印象です。

LED表示機が設置されていない部分。従来車同様、締切機能付きです。


案内装置

誘導音
自動放送


その他

カーテン

森をイメージしたデザインです。
通報装置

非常時、乗務員と通話可能な通報装置ず設置されています。
製造銘板

製造のアルナ工機に加え、改造を担当した日立製作所 、日本電装の銘板が設置されています。


乗務員室

運転台
ワンハンドルマスコンに換装されました。



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