8111号編成+81111号編成特別編成列車−本線との回送
2014年11月16日、森林公園検修区(最寄駅:森林公園駅)で開催された、「東武東上線森林公園ファミリーイベント2014」にあわせ、東武本線南栗橋車両管区春日部支所よりリバイバルカラーの8000系8111編成が回送されました。
リバイバルカラーの8000系は、2011年6月末日をもって東上線での運転を終了した8111編成を東武博物館が購入したもので、2012年8月に本線南栗橋車両管区にて実施された全般検査にあわせ、8000系登場時の塗装色に塗替えられています。以降は、南栗橋車両管区春日部支所に配属され、臨時列車を中心に活躍しています。
同編成は、平成26年5月1日に東上線100周年を記念し運転された「2種類のリバイバルカラー特別編成列車」以来、約6か月ぶりの運転になります。そして、今後最新の運転保安システム「T−DATC」が導入されることから、この装置を非搭載の8111編成が東上線に入線するのは、今回が最後となります。
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11月13日
牽引担当車両送込み回送
牽引のため、森林公園検修区より秩父鉄道ATSを搭載した8505編成が回送されました。
8111F本線回送
南栗橋車両管区春日部支所より、秩父鉄道線の接続駅である羽生駅まで回送されました。
羽生駅引上線への入換
牽引車両との連結
森林公園駅から送込まれた8505Fと回送される8111Fの連結が行われます。秩父鉄道線内では、秩父鉄道ATSの搭載された8505Fが先頭に立ちます。
入換の指示、連結作業は東武鉄道の職員、車両の運転は秩父鉄道の職員の手により行われます。
駅のホームより8505Fが入換されてきました。
作業服を着た係員さんにより、連結の準備が行われます。
駅員さんの手旗合図により連結されます。
作業服を着た係員さんにより、連結栓、空気管が接続されます。
間も無くして駅のホームまで入換されました。
秩父線内の回送
東上線内の回送
森林公園検修区の入換
車庫内で連結が解除され、先に8505Fが収容線へと入換されました。
続いて、8111Fが入換されました。
11月17日
森林公園検修区
森林公園検修区にて秩父鉄道ATSを搭載した8505編成と連結され、回送への準備が行われました。
上り方に秩父線内牽引を担当する8505Fが連結されています。
隣には、前日臨時列車のパートナーとなった81111Fが留置されていました。
出庫し駅へと向かいます。森林公園検修区への入線も今回が最後…
東上線内回送
森林公園駅より、東上線の終点であり秩父鉄道線との接続点でもある寄居駅に回送されます。
寄居駅
寄居駅では、東上線より秩父鉄道線へと転線する入換作業が行われました。
車両の運転は秩父鉄道の運転士さんにバトンタッチです。
秩父鉄道線への入換を待ちます。
東上線より秩父鉄道線の本線に転線、一度波久礼駅方に引き上げます。いよいよ東上線のレールを踏むのも最後です。
折り返し、秩父鉄道線へ。
秩父鉄道線内回送
寄居駅より伊勢崎線との接続点である羽生駅まで回送されます。
秩父鉄道線のATSを搭載した8505Fが牽引役として先頭に立ちます。
寄居駅を後に、羽生駅へと向かいます。
秩父線の車庫脇を通過。
羽生駅
羽生駅引上線にて、牽引を担当した8505Fとの連結が解除されます。
入換の指示、連結解放作業は東武鉄道の職員、車両の運転は秩父鉄道の職員の手により行われます。
空気管・ジャンパ線の接続を取り外し、連結器が解放されました。
手旗合図にて、8505Fが後退し、連結が解除されました。
8111Fは伊勢崎線のホームへと入換されます。
続いて、8505Fは秩父鉄道線のホームへと入換されます。
8111F回送
8111Fは所属区である南栗橋車両管区春日部支所へと回送されます。
8505F回送
8505Fは森林公園検修区へと返却回送されます。