30000系は、10000系列の後継車両として平成9年3月に就役しました。
伊勢崎線・日光線における営団地下鉄(現・東京地下鉄)半蔵門線・東京急行田園都市線への相互直通運転用車両としての役割を兼ねており、相互直通運転開始前は春日部検修区(現・南栗橋車両管区春日部支所)において東武本線の主力通勤車両として、開始後は南栗橋検修区(現・同本区)においてそれぞれ活躍しました。
平成17年からは、新たに登場した50050系に直通運転用車両としての立場を譲り再度春日部支所にその籍を移し、伊勢崎線・日光線系統で運行されています。
上記のような経緯から就役以来10年以上東上線への入線はありませんでしたが、平成23年に一部編成が森林公園検修区に転属、東上線での運転が開始されました。
30000系には6両固定・4両固定編成が存在しますが、東上線への転属にあたり中間の運転台を撤去、10両固定編成として運用しています。
概要
形式名 | 30000系 | ||||
初回登場年度 | 平成8年 | ||||
車体 | ステンレス | ||||
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 永久磁石同期電動機(35602号車) |
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主制御装置 | IGBT形式VVVFインバータ制御 | ||||
制動装置 | 回生併用全電気指令式空気ブレーキ | ||||
固定編成 | 6R・4R(10Rとして半固定) | ||||
性能 |
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