9050系は、9000系のマイナーチェンジ車で、平成6年に就役しました。10両固定編成のみが活躍しています。
外観は9000系第8編成に準じているものの、床下機器・内装に大幅な改良があります。制御装置はチョッパ制御から東上線初のVVVF制御に変更されました。内装も、従来のものよりも明るい化粧板、座席色の変更、床の塗りわけなどが行われました。また、自動放送装置やドアチャイムも搭載され、バリアフリーにも対応した車両となっています。当初、乗降口鴨居部にLCDモニタが搭載されていましたが、諸事情により平成11年に撤去されています。
2006年度より、東京地下鉄副都心線への乗り入れに対応するため、運転用機器や内装のリニューアルが行われました。
概要
形式名 | 9050系 | ||||
初回登場年度 | 平成6年 | ||||
車体 | ステンレス | ||||
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 | ||||
主制御装置 | GTO形式VVVFインバータ制御 | ||||
制動装置 | 回生併用全電気指令式空気ブレーキ | ||||
固定編成 | 10R | ||||
性能 |
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