9000系は、東京地下鉄(※開業当時は営団)有楽町線への直通運転用に新造された、東武初のステンレス車両です。10両固定編成のみが活躍しています。昭和56年に先行試作車が登場、昭和62年に量産型として6編成増備されました。また、平成3年にも外観を10030系に準じた構造にチェンジされた編成が1編成増備されています。そのため、製造時期により、微妙な外観の差が生じています。
また、東京地下鉄13号新線の新線池袋駅までの開業に合わせ、車体は9000系に準じ、足回りがVVVF制御へと変更された9050系も同様に活躍しています。
2006年度より、東京地下鉄副都心線への乗り入れに対応するため、試作車以外の編成は運転用機器や内装のリニューアルが行われました。
概要
形式名 | 9000系 | ||||
初回登場年度 | 昭和56年 | ||||
車体 | ステンレス | ||||
主電動機 | 直流複巻補極補償巻線付電動機 | ||||
主制御装置 | 界磁主回路チョッパ制御 | ||||
制動装置 | 回生併用全電気指令式空気ブレーキ | ||||
固定編成 | 10R | ||||
性能 |
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写真集
編成表
製造時期による主な違い
新製時期 | 試作車 | 量産車 | マイナーチェンジ車 |
車体側面 | コルゲート有り | コルゲート有り | ダルフィニッシュ |
側面方向幕 | 端 | センター | センター |
屋根上 | 冷房機器4つ | 冷房機器大1つ | 冷房機器大1つ |
特筆事項 | ラジオアンテナ有り |