50000系は、「人と環境にやさしい次世代型車両」をコンセプトに、平成17年3月に就役しました。
東武鉄道の通勤車両初のアルミ車体、東上線初のワンハンドルマスコン・IGBT-VVVF・シングルアームパンタと、初めてづくしの車両で、 日立のA-trainがベースとなっています。
外観・内装共に、今までの東武鉄道の車両とはまったく違ったイメージです。
第1編成は、前面非常扉非設置として登場しましたが、第2編成以降は前面に非常扉が設置されています。
また、50000系をベーストし、地下鉄線への直通運転に対応した50070系、座席定員型列車用に座席をクロスシートに転換できる50090系も活躍しています。
概要
形式名 | 50000系 | ||||
初回登場年度 | 平成16年 | ||||
車体 | アルミニウム(ダブルスキン構造) | ||||
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 | ||||
主制御装置 | IGBT形式VVVFインバータ制御 | ||||
制動装置 | 回生併用全電気指令式ブレーキ | ||||
固定編成 | 10R | ||||
性能 |
|
写真集
編成表
製造時期による主な違い
新製時期 | 51001F(H16) | 51002F(H17) | 51003F〜(H22) |
車体幅 | 2800[mm] | 2800[mm] | 2770[mm] |
前面形状 | 非貫通 | 貫通扉設置 (蝶番内側) |
貫通扉設置 (蝶番外側) |
側窓 | 車端部開閉可 | 車端部開閉可 | 車端部以外開閉可 |
非常用換気扇 | あり | あり | なし |
車内化粧板 | 無地つや消し | 無地つや消し | 模様入りつや有り |
ドア | 戸当り横に黄色線 開閉予告灯つき |
||
ドア横手すり | J字型 | J字型 | パイプ |
座席 | 薄紫色 | 薄紫色 | 濃青色 |
室内貫通扉 | 開放可 | 開放可 | 自動閉扉 |